児童相談所の面談中に「一時保護に向けたフローチャート」を提示されることがあります。
本記事で紹介するフローチャートは実際に私が面談時に突きつけられたものですので、先に知っておけば、かなり理解が深まると思いますので共有します。
この資料は判断プロセスを示すものであり、提示されたからといって即決定を意味するわけではありません。
本記事では、冷静に確認すべき具体的な質問と切り返し例を整理します。
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この画像が実際に面談で突きつけられた一時保護の必要性のようだ。⇧
Q1. フローチャートに当てはまると言われたらどうする?
まず確認すべきは、どの項目に「はい」と判断されたのかです。
切り返し例:
「どの番号の項目に該当すると判断されたのか、具体的に教えてください。」
抽象的な説明ではなく、番号と根拠事実の提示を求めます。判断の構造を可視化することが目的です。
Q2. 「おそれがある」と言われた場合の確認方法は?
児童福祉法33条には「おそれ」という概念が含まれます。これは評価概念であり、事実の裏付けが必要です。
確認例:
「その『おそれ』は、どの具体的事実に基づいて評価されていますか?」
推測ではなく、観察事実・医療記録・通報内容などの具体的根拠を確認します。
Q3. フローチャートは必ず一時保護に直結するのか?
フローチャートは検討プロセスを示す資料であり、自動決定装置ではありません。
確認例:
「この資料は検討の参考資料ですか、それとも既に決定事項ですか?」
プロセスと決定を区別することで、判断の段階を明確にします。
Q4. 緊急性の判断はどう確認する?
一時保護には「緊急の必要」が前提になります。
確認例:
「緊急性はどの事実から判断されていますか?」
時間的切迫性、危険の即時性、代替手段の不在など、具体的事情を問い直します。
Q5. 代替手段は検討されたか?
一時保護は原則として最終手段に位置づけられます。
確認例:
「在宅支援や見守り強化など、他の選択肢は検討されましたか?」
分離以外の選択肢の検討状況を確認することが重要です。
重要な姿勢
感情的に否定しない
反論ではなく確認を行う
面談内容を記録する
目的は対立ではなく、判断の透明化です。
なぜこの確認が重要なのか
フローチャートは「検討の構造」を示すものです。
しかし、どこに該当したのか、どの事実が根拠か、緊急性は何かが明確でなければ、当事者は判断の妥当性を理解できません。
確認を行うことは権利行使ではなく、プロセスの明確化です。
結論
フローチャートが提示されたからといって
自動的に一時保護が決まるわけではありません。
重要なのは、該当項目の明示、根拠事実の確認、緊急性の具体化、代替手段の有無を冷静に確認することです。
提示=即決ではなく、検討段階である可能性を理解し、構造を整理する姿勢が結果を左右します。
【下記のURL内にデータ化されていた、保護者が知っておくといい情報をスクショして抜粋しました。】
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