Q:児童相談所の面談では何を聞かれますか?
A.
①怪我の経緯
②受診までの流れ
③家庭内の安全対策
④過去の怪我歴
⑤発達や生活状況
が中心です。重大な怪我や原因不明の場合、一時保護の判断材料になります。
この記事でわかること
- 児童相談所の面談の具体的な流れ
- 「ネグレクト」と判断されるロジック
- 一時保護が決まる瞬間に起きること
- 面談で確認すべき重要事項
- 親が取るべき“現実的な次の一手”
1. 児童相談所の面談の流れ(実録ベース)
録音から整理すると、面談は概ね以下の順序で進みます。
① 子どもと親を分けて聴取
・怪我の様子
・座り方や動き方
・生活状況
② 児相の役割説明
「安全な生活状況の確保」「養育状況の確認」
③ 怪我の詳細確認
・いつ起きたか
・誰が気づいたか
・受診はいつか
・救急相談はしたか
④ 家庭環境の確認
・きょうだい関係
・癇癪や衝動性
・発達の遅れ
・過去の怪我歴
⑤ 職員内部協議
親は待機。
⑥ 結論提示
「重大な怪我」「過去にも骨折」「原因不明」を理由に
ネグレクト該当 → 一時保護決定
2. 児童相談所が“ネグレクト”と判断するロジック
重要なのはここです。
録音上、児相はこう説明しています。
- 「虐待したと断定しているわけではない」
- 「安全が守られていない状態が問題」
- 「重大な怪我が家庭内で繰り返されている」
- 「原因が確定できない」
つまり
悪意の有無ではなく
「重大性 × 反復性 × 原因不明」
の組み合わせで“リスク状態”と判断する。
これが実務の評価軸です。
3. なぜ説明しても決定が覆らないのか?
親はこう主張します。
- 事故の可能性がある
- 医療受診している
- 骨が弱い体質の可能性もある
- 在宅で再発防止策を考えられる
しかし児相は
- 原因は推測で確定できない
- 大きな骨折は重大
- 2回目という事実が重い
- センター主導で医療確認が必要
と繰り返します。
議論が噛み合わない理由は、
親は「原因」を説明している
児相は「再発リスク」を評価している
評価軸が違うため、その場で逆転しにくいのです。
4. 一時保護が決まった瞬間に起きること
録音上、決定後に説明された内容は以下。
■ 保護場所
原則非開示(当日中は伝えられない場合がある)
■ 面会
原則可能(時間は1回1時間程度が目安)
■ 費用
福祉制度の枠内で原則請求なし
■ 不服申立て
・審査請求
・取消訴訟
期限があるため注意
5. 面談で確認すべき重要事項
その場で感情的に抗議するより、確認すべきはこれです。
- 決定の根拠条文
- 一時保護の理由(具体的に何を問題視しているか)
- 保護期間の目安
- 面会の条件
- 医療確認の具体計画
- 不服申立ての期限
期限管理は最優先事項です。
6. 親が取るべき“現実的な次の一手”
① 時系列を固定する
・異変に気づいた時間
・受診の流れ
・症状の変化
事実だけを簡潔に。
② 医療記録を取得する
・診断書
・画像所見
・医師の見解
・再診計画
③ 再発防止策を文書で提出する
児相が重視するのは「同じことが起きないこと」。
- 車内の座席配置ルール
- 危険行動への対応手順
- 見守り体制
- 外部支援の利用計画
“潔白主張”より“安全設計”を先に出す。
④ 判断根拠を文書で求める
口頭ではなく、記録を残す。
7. よくある質問(FAQ)
Q. 児童相談所の面談時間は?
ケースによるが1〜2時間以上になることもある。
Q. 一時保護は何日続く?
原則2ヶ月以内。延長には家庭裁判所の関与が必要。
Q. 面談で言ってはいけないことは?
感情的な威圧や抽象的な抗議。事実と記録に集中する。
Q. 骨折があると必ず一時保護?
必ずではないが、私の子供が一時保護された時から読み取れるのは
重大部位・反復・原因不明が重なると判断されやすい。
8. まとめ
児童相談所の判断は
- 悪意の断定ではなく
- リスク評価
- 重大性 × 反復性 × 原因不明
で進む。
その場で覆すのは難しい。
しかし
- 時系列固定
- 医療記録
- 再発防止策
- 期限管理
これらは確実に積み上げられる。
上記の親の記録と行動表明に関して
行政は無視することができない。
だから、後手になっても大丈夫。