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DEPTH 03 — SOCIETY

【子供を守るという仮面の下で~それを権利というのなら~】第5話【主治医の証言】

主治医に聞いた、骨折の可能性と現実 2024年8月16日── 突然の一時保護から一夜明けた朝。頭の中をずっと支配していたのは面接を担当した、あの職員の言葉だった。 「原因がわからないから返せない。」 な…

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主治医に聞いた、骨折の可能性と現実

2024年8月16日──

突然の一時保護から一夜明けた朝。
頭の中をずっと支配していたのは
面接を担当した、あの職員の言葉だった。

「原因がわからないから返せない。」

ならば──原因について、医師の見解を自分の耳で確かめたい。

私たちは次女を診察した整形外科を訪ねた。
主治医に直接話を詳しく聞こうと思ったのだ。

医師の言葉

主治医は淡々と、しかし真剣に語った。

「2歳くらいのお子さんであれば、転んだりして、ちょっとした拍子で強い力がかかって骨折することはあり得ます。」

「レントゲンからは、骨密度が低いとか
先天的に骨が弱いといったことは診断できません。
そうした体質までは画像では分からないんです。」

「児童相談所から正式に問い合わせがあれば、
必要な医学的な説明は私からもしますよ。」

医師の見解を聞いて

短い言葉の中に、確かな答えがあった。

骨折は、虐待でなくても日常生活で起こり得る。

その事実を、医師がはっきりと口にしてくれたことは
少しだけ救いになった。

しかし、残った問い

この言葉を聞いて、あらためて疑問が深まった。

しかし、同時に頭から離れない疑念があった。

この医師こそが、児童相談所に通報した張本人かもしれない──。

だからこそ、あらためて疑問が深まった。

医師の言葉に救われながらも
その裏で進んでいた仕組みの歯車の冷たさを
私は強く意識せずにはいられなかった。

一緒に考えてほしい

「原因が特定できない=一時保護」
という方程式が、本当に子どもを守ることになるのだろうか?

現場で直接診ている医師の声は
なぜ制度の判断の場に届かないのか?


しかし、この病院からしか児童相談所に連絡している事実を導き出すことはできない。
我々、保護者を刺激しないように中立の意見を言うしかないのだろう。

それとも医師は虐待の疑いがある。
と明確に児相に通報したのだろうか。

私たちはこの日、改めて知った。
「正しい知識」よりも、「早い決定」が優先される現実があることを。

だからこそ、この体験を記録し続ける必要があると思った。

次回予告

第6話──
「面会までの8日間。声が届かない時間。圧倒的な権力を思い知らされた日」

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