児童相談所の面談では
職員は必ず記録を取っています。
これは「印象」ではなく
行政判断の材料として残るものです。
面談での発言は
家庭の評価・リスク判断・今後の対応すべてに影響します。
つまり
何気ない発言が
後の判断に反映されることがあります。
多くの親は面談時に
・緊張してしまう
・何を話せばいいか分からない
・正直に話した方がいいのか迷う
という状態になります。
特に
一時保護後や調査段階では
「何を言っても不利になるのでは」
という恐怖が生まれます。
これは自然な反応です。
■職員が書き留めるポジティブ発言の特徴
実務上、次のような発言は
評価材料として記録されやすい傾向があります。
・子どもの安全について具体的に言及する
・事故防止の対策を説明する
・家庭改善の行動を示す
・制度理解がある発言をする
・子ども中心の思考が見える
これらは
「保護者のリテラシー」として
評価されやすい部分です。
実際に私が職員の書留しているタイミングをみて分析した結果です。
■ネガティブ評価・リスクとして残りやすい発言
一方で
・育児ができていないことを認める発言
・子どもを見ていなかった時間がある
・強く叱ることがある
・精神的な不安定さを示す発言
・家庭内の混乱の説明
これらは
リスク評価として記録されます。
重要なのは
「嘘をつくべき」という意味ではなく
発言は行政記録として残る
という現実を理解することです。
これを児相のロジックで呼べば
ネグレクト です。
■面談は雑談ではない
児童相談所の面談は
支援の場であると同時に
行政評価のプロセスでもあります。
つまり
発言=記録
記録=判断材料
という構造です。
ここを理解すると
対応が変わります。
面談で重要なのは
・何を話すか
・どう伝えるか
・どの視点で話すか
です。
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明確に、知識の幅が広がります。
何度も出てくるキーワードですが
制度は感情ではなく
構造で理解することで
見え方が変わります。